番外編 跳んで埼玉

前世の業、人殺しや指揮をして申し訳なく思ったナポレオンはその段階での徳を、とうとう積み終え平和な国、さいたまに跳ばされました。


さいたまは素敵な国でした。


友人は中学から増えて、高校でまた減って、専門学校に通うまでに、多くのネットともだちをふやしました。


ナポレオンの正体は、石川貝(前世ばらしの前作主人公)でした。

石川くんは、さまざまな知見を、周りのひとたちから教わります。

マウントをとられても、ばかにされても、変人と思われても、

とりあえずは生きていました。


彼は、平和にするには平和を知るために留学することを決め、生まれてきたのです。

石川くんは、休息日の日曜生まれでした。逆子のため、帝王切開で生まれてきました。青年になると、暴君と呼ばれました。


しかし、石川くんは気にしません。

平和という言葉の意味をちゃんと理解するため、やることをやってしまったら、あとから自分のなかではちゃんとなぜそうなったかの原因究明をする癖がありました。

本人に謝っても、本人を余計怒らせてしまう可能性を危惧したからです。


石川くんはそのため精神障害を患いました、しかしそれはあくまで副作用だったのです。

石川はこれからどうこの世の中をみんなと一緒に数十年間生き抜くのでしょうか?


この世に神がいない、未来と過去の人間だけ、そう見抜いた彼は、莫大な信用を手に、みんなと平和を模索し、活動をしていくのでした。


・・・・・・ビシャーンッ!!


ギゴガゴーゴーッ!!


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