第7話

視線は痛いし、背中が痛い。


この感覚は焦げ跡だろうな・・・


「優、優」


廊下で泣き出す春さん。


「優、私。あなたに謝りたくて」


つか、やっぱり夢じゃないのかも。意識がはっきりして来たし、夢なら覚めるくらいの意識の強さだ。




つか、どうしよう。正直もう生きたくないんだよな。この後も地獄だし、家に帰っても地獄が待ってるし


「・・・優君。ごめんなさい」


あのあと頑張っていつかは幸せになれると思ったけど、結局地獄だったし・・・


「優くん、ごめんな・・・」


俺はどう頑張ってもアウトだったしな


まぁとりあえず、せめて次は責めて死ぬ前に親を殺したからにしよう。


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