第4話

春視点


そして、その日段々と、あれを見てから優への虐めが軽くなって、クラスメイトからつまらないと思われるようになった。


でもそれは仕方ないと思った。


そんなある日、教室に入る前にクラスメイトから私を虐めようと言う声が聞こえた。


私は怖くて教室に入れなくて、その場を去った。


そして、次の授業までウロウロして居ると、保健室で優を見つけた。


何をして居るのだろうか。


気になったら・・・


今度は見るから最近やられた跡があった。しかも


「酷い」


あの跡はアイロン??


酷すぎる。そして気がつく。優はこの時間まで必死にこげ跡を我慢していたのだ。


「・・・無理だよ。そんなの私なら」


私は我慢する所か、こうやって逃げて居る。


涙が出た。そしてさらに理解した。まるでわからされたような気分だった。


自分がずっと臭いとキモいとバカにしていた人間はずっと、我慢強く、生きるために頑張っていたんだと、


そして思った。もしあんな人が我慢ができなくなったら・・・


きっと私は怖くて、トラウマになって居ただろう。


「・・・私は、私は」


よろしければ星をお願いします。星の半分の話数を目指します。


今なら次の投稿も早めにすると思います。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る