サシ飲みに行きました。熊本で鬼頭莫宏先生の話が出来るのは君が初めてだと言われて嬉しかったです。

──『時間をそれだけ掛けるのならば、お金も掛けるべきだと思いますよ』──

☆☆☆


 タイトルと冒頭言から書いています。


 2024年5月23日(木)。21時27分。


 こんにちは。井上和音です。


 昨日、サシ飲みに行きました。飲んでませんが。飲めません。


 一対一です。パートと正社員の方とのサシ飲みでした。


 どうなると思いますか。私が気を遣って恐縮に「ハイッ! ハイッ!」みたいな感じの食事会になるかと思っていましたが、そんなことはありませんでした。


 もはや普通の友情関係に近くなりました。そうですね。タイトルに書いてある通りにお互いにサブカルが好きな者同士でした。私が大学時代に、作家になるためにありとあらゆるジャンルから、本当に素晴らしいものを集めるための旅をしていたその延長上に今回のサシ飲みがあるのかなと思いました。


 あんまり言わないほうがいいと思うのでサシ飲みの話はもういいですか。どこまで書いていいのか分かりません。


 Xを見てみましょう。


☆☆☆


 「Fit Boxing 2でデイリーエクササイズでダッキングが始まったので、めちゃくちゃ太ももが痛い


Fit Boxing 2のダッキングはヤバい」


☆☆☆


 はい。ダッキングという言葉を覚えました。最速で行うスクワットみたいなものです。あんなのリズムに合わせて出来るわけないだろ。元サッカー部の20代の私ですら、今もなお絶賛太ももが筋肉痛になっています。強いて言うならば、筋肉の繊維がほどよく切れて、太ももがいくつかぼこぼこと炎症を起こしています。この超回復を通じて筋肉は肥大していくのです。筋肉が喜んでいるねえ。


 サシ飲みの話に戻しますと。はい。しゃぶしゃぶに行きました。昨日とうおこに書いた通り、しゃぶしゃぶ。熊本駅から見上げるとでっかい看板がありますね。もうお分かりでしょうか。店名をあえて言わない意味あるのかと思いますが、言いません。


 しゃぶしゃぶ。


 人生で初めてお店でしゃぶしゃぶを食べた。しゃぶしゃぶってしゃぶしゃぶする必要なくない。普通に茹でてて何が悪いのさ。


 何て言うのだろう。あれ。バイキングみたいな制度。オードブル? 違うな。


 とにかくバイキングみたいな制度だったので。思い出しました。ビュッフェです。ビュッフェスタイルだったのでカレーも食べました。


 「何で肉を食べないのですか」と訊かれましたが、いつも宅食でカレーが実はほとんど食べられないメニューなので、お店にカレーのビュッフェがあったら少しでも良いからついでしまいます。


 カレーめちゃくちゃ美味しかった。もちろん豚肉とかも美味しかった。


 会計の話はいいとして。幻聴で窓がピキッとなって「ダメ」って聞えたんだけどダメなのか。


 ありがとうございます。先輩。


 食べた後は、夜景を見ながらずっと語り合っていました。もう語りすぎてここには書ききれないし、書かなくていいと思います。プライバシーをバンバンと書くような格好悪い大人にはなりたくないですからね。


 タイトルにもある通り、先輩は漫画に精通してい方でした。私は漫画に精通しているわけではありませんが、作家になろうとして感動を探し続ける旅を大学時代に本気でやっていたので、「なるたる」とか「ぼくらの」とか「のりりん」は読んでいました。「なるたる」に関してはKindleで買っていた(当時は既にAmazonでは書籍版は存在していませんでした)ので「なるたる」はしっかり覚えていますよ。「骸なる星たまたる子」。珠の漢字を覚えていませんでしたが、玉依秕たまいしいなさんははっきりと覚えていますよ。玉依とか漢字がまた難しい。昔の記事で玉井って書いてそうで不安だ。


 なるたるの名場面って「もういいですよね。この世に未練はありませんよね」と言われた時の玉依秕の顔ですよね。あの顔は描けませんよ。普通の子どもを特別にし、大事なものを全て奪い、最終的には神にするあの物語。玉依秕が神となる覚悟を持った顔です。たまりませんねえ。


 「こんにちは。年賀いやがらせです。熊本にいたら鬼頭莫宏先生とも出会うことは無かったでしょう。ところで何で京都で鬼頭莫宏先生と出会ったのか。実際謎ですよね。何か美しいものを探していたらなるたるに出会ったと。


 先輩と話をしていたら原子の話になって、『そういえばぼくらのでも原子の話がありましたよね』と振られて、ぼくらのはぼんやりとしか覚えていなかったから情景が思い浮かばなかったと。それで帰ってきてから恥ずかしいと思ってぼくらののKindle完全版を5冊全冊買ったと。それで私に泣きついて来たと。助けてらせえもん! 財布がピンチなのにまた漫画買っちゃったよ。というか、財布はまあ、ピンチでは無いのですが、あまりにもKindleを買いすぎて何を読めばいいのか分からなくなってきたと。なんかポイントセールだったからぼくらののスピンオフ小説版にも手を出してしまったと。幼女戦記もあるし、BLEACHもまだ読めていないし、キングダムは一巻も読めていないし、この前予約したダーウィン事変の最新刊も読めていないと。ダーウィン事変と打ったら予測変換でダーリン・イン・ザ・フランキスが出てきましたが、それもまだ走破できていないと。社会人井上。短い自由時間をどう割り当てるかが喫緊きっきんの課題となっております。ペルソナ5はもう諦めたと。大学時代の自分はよくペルソナ4The Golden を白鐘直斗しろがねなおとを出すところまでやれたなあ、って感動しているらしいですね。ペルソナ5はもうダメです。鴨志田先生をクリアできません。アニメを見るしかないですね。アニメだったらダーリン・イン・ザ・フランキス、パリピ孔明、う、う、うわあああ!


 やることが多すぎてパンクしたのでドジョウすくいを始めます」


 夜景を見ながら先輩の前で私の夢を語りました。書籍化とかではなく、人生を生きていく中で、偶然性を高めるような生き方をしたいと語りました。分からない人に言っても「?」となるだけですが、説明したら理解して頂いたような気がします。熊本で可能な限り偶然性を高める生活をするのはなかなか難しい面が大きいですが、今はKindleに期待するしかないのかなと思っています。ぼくらののスピンオフノベライズ版があるなんて知らなかったし。これもまた偶然の出会い。偶然性の具体例です。


 先輩もXを始めたそうです。Xは漫画で埋め尽くされていますからね。使い方は人それぞれだと思いますが、先輩ならば都合よく使ってくださるでしょう。貼り回れこいぬとか面白いですよ。


 ダーウィン事変を読もう。

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