ハロウィン愚痴

 仕事で疲れていると、ハロウィンとかどうでもよくなるね。


 なーんて言いたくはなる。


 確かハロウィンは悪霊を追い払う日。とういうことで悪霊こと、仕事とおさらばしよう。


 そんなこと、できるわけないけど。


 仕事、仕事、仕事、仕事、仕事、仕事、仕事、仕事、仕事。


 仕事で疲れ切った体は、もう駄目かもしれない。目の下には常にくま、3年以上切っていない髪は毛先がバラバラ、皮膚には傷とかき壊した跡だらけ。


 何もしていないけど、ヤバい人のコスプレを常にしているみたいだ、私。


 10月といえば、今月は奈良レインボーフェスタ2024がある。


 10月14日、天理駅前で。


 えっもしかしなくても、総理大臣になろうと頑張っていた、保守派の人の選挙区でレインボーフェスタですか? これはかなり攻めてはいる。


 そう攻めているんだ。それこそハロウィンなんかよりも、こっちの方が大切かもしれない。


 ハロウィンは悪霊を追い払う日。そこでこの悪霊を追い払う力によって、生きづらくさせようとする人を追い払ってしまいたい。無理かもしれないけど。


 でも今年の10月31日は平日だ。平日、仕事の日。


 ハロウィンなんかよりもうーんと大事な仕事の日。おまけに月末だから、タイムカードを押した後にも業務しなきゃいけない大切な日だ。すなわちハロウィンだって浮かれている暇のない、無慈悲な月末だ。


 仕事の方がハロウィンよりも大事なことくらい、みんな分かっている。


 ということでハロウィンのことを考えずに、日々を消費するのが当たり前。


 でもさ、でもさ。


 楽しいことを遠ざけて仕事をするだけの日々に、救いはあるのだろうか?


 辛い、苦しい、しんどい。仕事、仕事、仕事。


 それだけでいいのか?


 それは分からないけど、私に仕事以外ないのはもう分かっている。

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