第51話051「Dストリーマー掲示板(4)」
59:Dストリーマー名無し
「な、なんだ、お前は!?」
「いや、その前にお前こそ何だよ?『喋る魔物』ってのがお名前なの?」
「違う! 私はバロン! お前たち人間が恐れる深層でも別格扱いの『喋る魔物』だ!」
「し、深層っ?!」
「フフ⋯⋯どうやらやっと私がどれほどの存在なのか理解したようだ⋯⋯」
「マジか! 確かにさっきのあんたの攻撃よかったよ!」
「⋯⋯は?」
あれ?
さっきまで大物ぶりを遺憾無く発揮していたバロンさんは
60:Dストリーマー名無し
ほんそれww
61:Dストリーマー名無し
「本当ならいつもの雑魚魔物みたいに拳掴んだ瞬間握り潰そうとしたんだけど簡単に潰れなかったからさ〜。いや〜やっぱ深層の魔物は違うな〜って」
「!⋯⋯こ、こいつ」
「そんなあんたとなら少しは本気出してのマジバトルとかできるかもな〜と思って。いやぁ、楽しみだわ」
「貴様ぁ⋯⋯」
な、なぁ?
オメガ様めちゃめちゃバロンっていう
喋る魔物ディスってるけど本当に勝てんの?
62:Dストリーマー名無し
大丈夫だろ?
本人がそう言ってるんだし(適当)
63:Dストリーマー名無し
>62
マジ適当ww
まーでも、たしかにその辺どうなんだろうな?
オメガ様の喋っている感じだと敵じゃないみたいな
余裕を感じるが⋯⋯
64:Dストリーマー名無し
言っても深層⋯⋯しかも70階層以上のバケモノだぞ?
ちょっと前まで
しかも『魔法』とか謎パワー使えるし
65:Dストリーマー名無し
それを言ったらオメガ様も使っているがなww
66:Dストリーマー名無し
「あ、そういえばさっきお前が使ってた魔法だけど、あれって⋯⋯火属性中級魔法の『フレイムボール』だよな?」
「なっ?! な、なぜお前が、魔法のことを⋯⋯!!!!」
何なのぉ?
ねぇ、マジ何なのよオメガ様ってよぉぉぉぉぉっ!!!!!!
67:Dストリーマー名無し
>66
荒ぶってらっしゃるww
68:Dストリーマー名無し
いや、でもその気持ちはわかる
69:Dストリーマー名無し
「魔法ってここにもあるの? それともお前のような『喋る魔物』だけが使えるの?」
「え、ええ、ええ⋯⋯そうです。魔法は私たち『喋る魔物』だけが使えるものです」
また違和感
『ここにもある』
この『ここ』って『地球』⋯⋯もしくは『現代社会』ってことでは?
それで前に言ってた『あっち』ってのは『地球以外の別の世界』ってことでは?
70:Dストリーマー名無し
>69
異世界ってかww
それはさすがに飛躍しすぎ⋯⋯
え?
そうだよね?
71:Dストリーマー名無し
う、う〜む(むむむむむ)????
72:Dストリーマー名無し
>69
君のような勘のいいガキは嫌いだよ
73:Dストリーマー名無し
ハガ◯ンww
74:Dストリーマー名無し
俺、そのセリフずっとハ◯レンじゃなくて
ラピ◯タのドー◯のセリフだと思ってた
(〃▽〃)キャー
75:Dストリーマー名無し
>74
わかる
76:Dストリーマー名無し
>74
ぐうわか
77:Dストリーマー名無し
「お前が⋯⋯
「あの方?」
これって、つまりこのバロンの上司のことだと思うが誰だろ?
78:Dストリーマー名無し
まぁ、少なくともバロンより強いということだろう
てか、そもそもこの発言でわかることは多い
例えば、この『喋る魔物』って奴⋯⋯もしくは奴らは
誰かの統制下にあると思われ
79:Dストリーマー名無し
それってつまり『喋る魔物』は
組織化されてるってこと? まさかぁ(震え笑い)
80:Dストリーマー名無し
ていうか、こんなバロンみたいな奴らが他にもいっぱいいて
しかも組織化されているとなったらかなりの脅威だろ!?
81:Dストリーマー名無し
そんな『喋る魔物』の上司が探してた「とある人物」ってのがオメガ様だと?
82:Dストリーマー名無し
えーと、つまりバロンに指示した「あの方」ってのがラスボスってことでおk?
83:Dストリーマー名無し
ラスボス⋯⋯かどうかは知らんが強いのは間違いないだろうな
84:Dストリーマー名無し
これって因縁めいた話なのかなぁ?
85:Dストリーマー名無し
『喋る魔物の上司と因縁があるオメガ様』
こうして字面にしたらオメガ様がタダ者じゃないってことだけは間違いないww
86:Dストリーマー名無し
「あなたのような『礼儀知らずのクソ生意気人間』で間違いないです、私が探していた人物は」
ウチの子がホントすんません!
87:Dストリーマー名無し
申し訳なーい!
88:Dストリーマー名無し
>86、87
おまいらどんな立ち位置だよww
89:Dストリーマー名無し
え? 何いまの?
90:Dストリーマー名無し
どしたん?
91:Dストリーマー名無し
お、おい!
何か今オメガ様が突然上に吹っ飛んだと思ったら
今度は思いっきり地面に叩きつけられたぞ!!
92:Dストリーマー名無し
は?
どゆこと?
93:Dストリーマー名無し
オ、オメガ様、地面に叩きつけられたまま
⋯⋯起き上がらないんですけど?
94:Dストリーマー名無し
お、おい、これって⋯⋯やばくね?
95:Dストリーマー名無し
オメガ様ぁぁぁぁぁぁ!!!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます