第2話 広島駅へ(4月11日)
「びっくりさせちゃったかな笑」
そう茉莉香ちゃんが私に謝罪すると、私は「平気じゃけえ気にせんでええよ」と軽く返事をした。
この時期を迎えた時、暖かくなって桜の満開のシーズンを迎えると花見に行こうという気はあるし、4月と言えば出会いのシーズンっていう事もあるしね。
「
「うちは呉市の中心駅の呉駅の近くよ笑」
「あたしも呉住みで広駅の近くなんだ笑」
私から見た茉莉香ちゃんの第1印象は、そんなにヤンキーじゃなくてきちんとした感じの子じゃないかなというような感じで友達思いというイメージがあるんじゃないかなという風な雰囲気だった。
「もう夕方の5時半が来るから、そろそろ路面電車で広島駅まで行こうか」
「ほじゃね。混まない内に早めに行こうか」
夕方の時間帯は涼しくなってた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます