第2話ついたのはとある小さな国だった

ラビィは今度は入国審査をと役所併設の宮殿に向かった。ラビィは受付で手錠の事情を話し、銃は携帯可能か聞く。

「銃刀法違反でこれなんて、旅には護身が必要でしょうに、厳しい国につかまってしまったのですね。携帯許可いたしましょう。それから、配下の者にその手錠を壊すよう言いましょう。」受付の女性は言う。

「配下の者?」

「あら、ごめんなさい。くせがでてしまってだめね。わたくし、この国のプリンセス。受付役は社会勉強なのよ。」

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