私たちのタイムカプセルは近所のふれあいビーチの何処かに2026~就実大学人文学部物語(大学1)

@YoshI2608

第1章 岡山で初生活(4月)

第1話 大学生活初日(4月6日)

此処(岡山県倉敷市)に住み始めてから1週間が経ち、私は岡山駅の近くにある就実大学(人文学部・心理学部・教育学部は就実高校の裏手)の人文学部の表現文化学科に入学してから初の講義「日本文学入門」を受けた。

この岡山に来てからまだ未熟な私だけど、早くこの生活に慣れたらいいなという事もあったら――。

夕方の5時少し前に終わって1人で岡山駅にあるさんすてに行こうと思っていたら、「良かったら一緒に行かない?」と声を掛けてくれた。

「藤重さんだっけ??」と私にそう質問する。

「はい、藤重咲菜です」

「もしかして同じ高校(山口桜が丘高校)だった森崎紗矢ちゃんの友達だね笑」

そう、高3の冬(11月の推薦入試)で知り合った久本充希ちゃんで、紗矢ちゃんも岡山県内の大学を受けたのは全く知らなかったけど、彼女はノートルダム清心女子大学の文学部だったのを初めて知った。

夕方の5時半にさんすて岡山にあるセブンイレブンおみやげ街道に入って、マウントレーニアのカフェラテを買ってから待合所で休憩することにした。

妹の美優ちゃんは今年で高1になり、私と同じ高校に行く事になった。

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