I Forgive You / Sia

I Forgive You / Sia

アイ・フォギブ・ユー/シア


 問題のある人間を扱う女王といったら、それはもちろん「Sia(シアまたはシーア)」ですね。

 誰もいないからっぽの格闘場で、石像相手に歌い散らしながらタイツ姿でバレエを踊る、華奢で背丈も低い、小柄な女性が目に浮かぶのです。


 繊細ですが生きるということに根差し、苦しみもあるけれども光もあるといったような世界観が、私は本当に大好きです。


 Siaの歌声を聞くと、細かくぎっしり詰まった固い砂の、不毛な大地に立っている感じがするのです。しかし、その人間の内側にはラメが隙間なく詰まっているのです。それは太陽が頭上を移動するそのほんのわずかな動きや、呼吸に合わせて胸が動くたった少しの刺激でさえも、光に変えてしまうでしょう。


 そんな世界に入りたいぜ! という方は検索! ですよ!

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