リトル・マーメイド

 泣きました。


 リトル・マーメイドを観たのははじめてだったのですが、主人公の行動の背景が逐一説明されていて、歌声が響いて涙がいっぱい、でした。

 個人的にはパパ役の俳優さんが良くて、これも涙のポイントでした。


 それからCGが最高です。海が泣けるほど美しいです。


 ということでたくさん泣いた一作でした。


 ミュージカル要素のある映画は、やっぱり大好きです!

 歌が好きなせいでしょうね。


 いやあ、それにしても泣きました。


 脚本の作り方にしても、構造の勉強になると思います。海という未開の要素が入ると、どうしても全てを説明したくなるのですが、そこをどう絞って無駄なく物語を仕上げていくかが肝なんだなあ、なんて考えていました。


 キャラクターごとにどれだけ深みをもたせるか、またその理由は何か、そうすることで後の部分にどう生かしていくか、計算に計算を重ねないといけないんですね。


 私は某文学賞に向けて原稿を書く日々が続いています。とりあえずその作品は現行のまま、最後までプロット通りに仕上げるつもりですが、次回作からはより精巧で十分に考えきったものが書けそうです。

 他の作品に触れるとそういったことが分かるので、本だけではなく映画もちょいちょいチェックしないとな、と思いました。


 いやあ、リトル・マーメイドが泣けてよかったです。

 どこで泣き始めたかというと、主人公のはじめの独白(歌)の部分からですからね。泣き虫なので、だいぶ涙腺が弱い方なのですが。


 感情揺さぶられる、素敵な作品でした。

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