2XXY年1月10日

今日、レッドベアと戦った。

森で罠が作動した後破壊された形跡があったので血を追っていたら遭遇。苛立ちをぶつけてくるように戦闘開始。

化け物だった。

一撃でこっちのHPの3割を持っていかれる。

こちらの回復アイテムは各種肉料理だけだが消費に遠慮は無かった。

突進してきた所に槍の穂先を頭蓋に叩きつけてやったが今一つ効いていない。弱点では無いようだ。

明確な弱点は目と鼻、胸の肋骨の隙間に刃を入れられれば心臓に届くかも知れない。と某漫画で読んだ。


脚や腹を切ったり突いたり、毒と合わせて地道に削り続ける。

それ以外の勝ち筋は薄い。純粋に力で捩じ伏せるにはレベルや筋力の値が余りにも足りない。


エビルパイソンの毒は神経毒だけでなく出血毒の要素があるらしく、レッドベアのHPを削っていた。


あいつのHPが3割を切った段階でついに来た。


魔法だ。フィジカルにばかり目が行っていたが、遠距離攻撃は驚異的で近接攻撃よりも威力こそ低いが、こちらの攻撃が弓とボーラーしか届かなくなる。


弓は構えて引くまでの動作を技能に委ねているのでレベルの低さも相まって動作が少し遅くなる。その間に距離を詰められる可能性があると思うと弓は使えない。


ボーラーで距離を取りながら攻撃、近づかれたら毒槍で突く。


因みにボーラーは投擲技能になる。


動きが鈍ったタイミングを見計らい、レッドベアの目に槍を突き立てた事でHPゲージが0になった。


勝ちを確信して取り敢えずHPを回復していたら消滅の間際、奴の身体から炎が上がり、こちらに突っ込んできた。

凄まじい威力の攻撃をシールドで受け止めたが身体は吹き飛んだ。シールドも半壊した。

HP的には7割ほど持っていかれた。

HPを回復しておらずシールドがなければ即死だっただろう。


次回からは警戒して避けよう。


ともあれレッドベアを討伐し、素材を手に入れた。


レッドベアの爪×2

レッドベアの毛皮×5

レッドベアの牙

レッドベアの胆嚢

獣の大骨×3

熊肉×10

紅玉(中)

魔石(小)

魔石(大)


紅玉ってルビー!?

そして、魔石、大!!


爪や牙はは近距離武器に、使えそうだ。


毛皮は防具に使えそうだがアクセサリーにも使えそうだ。


胆嚢は薬に使えるようだが、薬を作るためのアイテムが足りない。


紅玉は武具の装飾として使うことで火属性の攻撃や耐性を上げることが出来るようだ。


いつか街に行ったら胆嚢と紅玉を売るのも良いかもしれない。絶対に高く売れると思う。

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