悔い

聞きたくないから

耳を塞いだ

賢い選択?

心がチクチクする


目を合わせないように

歩いてきた

自分のことで

精一杯なんだ


捨てられた人形たちが

道を彩る

音にならない声を

上げていた


できることをやった

って 納得させる

あの光景が

細い糸のようにきらきらとちらつく


帰り道に

月を見上げて

あしたはもう少しだけ

がんばろうと思う


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