5月2日 木曜日 快晴
天気がいい、と景色も良い。
大学図書館の片側はガラス張りとなっていて、街の景色がよく見える。
並ぶビル群、電波塔、奥の山々。街だなぁ、と思う。
そんな晴れた景色を見ると、無性にコーヒーが飲みたくなる。が、美味しいコーヒーを飲みたいから、と家に帰ると大体その後ベッドにも引き寄せられることになる。ベッドの吸引力はすごい。家にあるエチオピアアナエロビックナチュラルに想いを馳せつつ、図書館で、もう暫く頑張ろうと心を奮わせる。
家に帰って、先日河原町丸太の「誠光社」で購入したオオヤミノルさん著「コーヒーの建設」を読む。私はコーヒーと名の付く本には目がない。
ページをめくる。タイトルがある。さらにめくる。ミルとネルフィルターの写真、目次。さらにページをめくると、そこには「『美美』の森光先生に感謝をこめて捧げます。」とあった。その喫茶の名前も森光さんの名前も知っていた。
以前読んだ書籍「珈琲屋」。その書籍は、喫茶文化を牽引した2人、森光さんと大坊さんの対談集だったからだ。
こうして、前に読んだなにかが、今読んでいるなにかに繋がるとき、感動を覚える。
特に、コーヒーとは人と人とを繋げるものである、というのが持論なので、こうした繋がりを目の当たりにしたとなれば、その感動は言うまでもない。
そんな高揚感を覚えつつ、深夜の読書に耽ける。深夜なのでコーヒーは飲めない。だから、Maison Margieraのcoffee breakを1プッシュ、身に纏って。
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