第3話 エッセイなので語ってみたい

 カクヨムのエッセイカテゴリでADHDの方のエッセイを読みました。


 すごく考えさせられる内容で、思わず最後まで一気に読んでしまい、レビューを書きました。



 私はフィクションを書いている訳ですが、虚構はどんなに綿密にしたところで、偶然を許容してくれません。矛盾があれば、途端にそれは、偶然ではなくて、物語をぼやかす異物でしかなくなる。


 しかし、ノンフィクションは偶然こそが、必然なのだと思います。どんなに突拍子のない出来事であっても、そこに存在すること自体が究極の理由であり、必然なんだと思います。


 もちろん、その方のエッセイの内容にも感銘を受けた訳ですが、前段の真実に気づき、頭を殴られるような衝撃をうけました。


 話は戻りますが、


 私も不器用にしか生きられない人にとって、社会は不寛容だと感じています。


 隣人を愛せといいながら、多くの人が、我知り顔で数軒先の住人を愛している。本当の隣人は面倒で迷惑な存在なのです。だから、愛せない。



「ネコ耳〜」では、それを1つのテーマに掲げています。

 

 この物語は「普通」が分からない不器用な猫耳の女の子が、自分を見つけていくお話しです。


 もともとは、いぶきとあかりの〜の、エリカ•フォールのテーマだったのですが、もう少し深掘りしたかったので、猫耳として独立させました。


 ソフィアは人の気持ちを理解するのが苦手だから、たくさんの経験をさせてあげたいと思っています。鈍感なようで実は人一倍傷つきやすい彼女には、できれば、戦闘も流血も見せたくない。


 なので、日常系にしました。


 できれば、彼女の未来が、明るく楽しいものであって欲しいと思います。



 と、エッセイなので語っちゃいました。

 お目汚しすみません。


 今夜は久しぶりに飲みにでも行こうかな。

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