ぱ O
パッと雲が消え満月輝く星空の夜、僕は「ホー美しい」と鳴く。ピンと背を張り、木の枝の上に佇む姿、森の賢者らしい風格。プクと丸みある羽毛の服はとても暖かい。涙はすっかり吹き飛んで、ペシミスティックな瞳で眺める真夜中の森、狼や風がいなないた。ポキッと木枝が折れたのは、僕の変身のせいだ、尻餅つく腰をさすった。
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