な D
何に見えるかと近くのアヒルに尋ねてみたら、僕はアヒルに見えたそうだ。ニヒルな笑顔で茶化すアヒルにはお礼を伝え、湖の端へ泳ぎ行く。ぬかるんだ浅瀬に足を取られて陸に上がれず、チーターだったらと悔やんだ。ネコ科の仲間は水場が苦手なはずだから、毛を逆立て飛び抜けたはず。のっそりと歩む熊みたいに力強くあれば、脚を引き抜けるはずなのに。
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