くだらない自己

獅子堂桜

第1話 餓鬼

 大学三年生の春。就活の時期に入ったそうです。私に実感はありません。入学したあの頃と何ら変わりがないのですから。

 私は漫画・アニメ・ドラマ・映画・小説・ライトノベルが好きです。大学二年生の春からライトノベルを書き始めました。まだ完成はしてませんが……。

 言い訳ではありませんが、ダラダラと書いている訳ではありません。ただ文章と構成がまとまらなく、同じ場面を何度も異なるパターンで書き続けているのです。ちなみ、投稿していた小説は全部非公開にしています。

 文才がないのかもしれません。それでも私は楽しいです。常に描きたいものが頭の中で動いています。文章にすると「つまらない」と思い始めてしまうけど。

 私がエッセイを書き始めた理由は、人生の岐路に立たされているからです。

 就活です。

 ダラダラと小説だけを書いている時期ではないのです。

 何をしたいのか。

 私にはまだ分かりません。

 とりあえず言えることは、私は無知だということ。

 社会のことを何も知りません。

 知るところから始めるのは遅いですかね?

 グダグダと能書きを垂れる前に「ヤレ」という話です。

 答えが出ていてもやる気がなければ目を背けたくなります。

 だから、エッセイなんて書き始めてしまったのでしょう。

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