夢日記
黒石廉
001 お茶会
こんな夢をみた。かつて私がふられた相手が、我が家にお茶会をしに集まってくるのだ。ホステス役は家人。
私は手の離せない仕事があって、顔を出すことができない。ただただ、彼女たちが自分について何かを語らないか、聞き耳をたてる。少しでもいいから自分と過ごした時間のことをよく語ってほしいがそもそも断片的にしか聞こえず、やきもきするだけである。挨拶をしにいきたいが、仕事は終わらず、行ったとしても、私はひきつった笑みをうかべながら、自己保身に徹した発言しかできないであろう。俺はどうしてここまで情けないやつなのだろう。そんなことを考えているうちに目が覚めた。
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