@Dream_kaki

第1話 始まり

夢から覚め、起きると道路の上で寝ていた

「ここどこだよ…」

知らない景色しか無い、と言うか外国なのか?

と言っても家が前に見た海外のドラマの家と似ているだけだ、でもこんな真っ昼間に人が全く居ない、流石に家の中に入るのは怖いから、道路を進んで行こうと思い、歩き始めた


数十分も歩くと、道路の先に大きな塔?城?のようなものがうっすら見えはじめる

歩き続けるとすぐに着き、城?を見てみると

周りの家と比べて凄く荒廃している、壁にはは苔が生えてて、色も黒く変色している様に見える

他に行くアテも無いので、その城に入ってみることにした


入ると中は外観より崩壊れていた

変色した木片がそこら中に落ちているし、何と言うか全体的に暗い、電気も通ってないらしい

フロントのような場所に、鍵が置いてあり、その鍵を取って、更に奥に行き階段を登ると

部屋が沢山あった、やっぱりここはホテルだ

鍵に付いてるナンバーと同じ数字の部屋の鍵を開け入ると、お世辞にも綺麗とは言えないが

まぁ寝れはするような所があった、ベッドも整えられてて、他の場所よりは居心地が良さそう

歩き疲れていた私はベッドに座りると、眠くなって、うたた寝をしていると

「こんばんわぁ〜」

部屋の外から声が聞こえてきた、人か…?

扉の前に立ち、鍵を開けようとすると、ある異変に気づいてしまう、


担任の声だ


なぜここに担任が居る?何かおかしい、そう思い

ドアスコープを覗いてみると、人間ではない何かが歩いていた、まるで肌色の蒟蒻を人の形にくり抜いたような何かが居た、体の一部は蠢いていて

片足を引きずりながらずっと、前を向きながら

「ここに来てたんだ~」とか

「寝てみたら〜?」とか

ずっと言っている、見つかったらやばいそうだ

どこかに隠れられる場所は無いのかと思い

部屋の奥に行き、クローゼットを開けると

クローゼットの中には干乾びた死体が幾つもあり

唖然として、頭が真っ白になっていると

クローゼットの奥に扉が付いていて、そこを開けると廊下が続いている、逃げれる!と思った瞬間に意識が途切れてしまった


第1話 完

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