第122話 勉強ができる彼女の隣で

「もう勉強したくない」


彼女は目を瞑って寝始めた。

そう言いながらも課題を終わらせている。

僕はまだ1ページも終わってない。

嫌だと言いながらもやりこなす彼女に憧れる。どうしてそんなに勉強できるのさ。

頬に指で軽く押した。


「なに?」


怒ってる顔が見たかった。

僕はニヤッと笑って、ペンを持った。

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