第92話 メンヘラ製造機③

 買い物に行こうとした。

 夫は後ろからやってきた。

 私は先に夫の車の助手席に乗る。

 なぜか夫は私の車の助手席に乗り、手を振る。

「早くして!!」

「なんで、あっちで待ってたのに」

 という小芝居が行われ、運転席に乗ってきた。

 普通に乗ってこられないのか、君は本当に。

 いつになったらまともになるのだろうか。


※ちなみに夫は私の運転する車は怖がるタイプです。

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