第46話 都会染め

都会の空気を吸おうと外に出たが、

自分も街に出て都会人になったか。


いや、全然都会のとの字にもなれていない。


髪型や服装がオシャレでせわしなくて、

目的地が定まっているたくさんの人を見ると、違う世界じゃ無いかと錯覚する。


姿、形も同じ人間であるはずなのに

私の足元だけが異世界か。

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