第43話 無関心な家族

私のお気に入りのお菓子は、

黒糖かりんとうなのだ。


5袋パックを全部1人で食べる勢いだ。


食べようと手を伸ばすと、

白く細い可愛い小さな手が袋を

おさえている。


白い子猫が食べすぎ注意だと

叱ってくれている。


そんな想像をしながら、

結局、全部食べてしまう私だ。


誰か止めてくれ、この食欲を。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る