第17話 父と娘とペット
「ただいま。」
ご主人様のおかえりだと
小型犬のペロが伸びた爪の音を
響かせながら、玄関に走る。
中学生の娘は何も言わずに
ソファでゲームの画面と睨めっこ。
赤ちゃんの頃は
ずり這いしながら
笑顔でお出迎えしてたのにと
父は悲しくなる。
「おかえり。」
父の声に気づいていた娘は振り向き笑う。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます