第2話

大島香昼は風俗で働いていた。

香昼はホストに入れあげ三百万の借金をおった。

「香昼、大丈夫」

友人の真央が香昼にやさしく声をかけた。

「わたしマカオに売られるかもしれない」

「えっ」

「あのホスト殺してやるわ」

「香昼」

「手伝ってくれない、真央」


「これでいいわ」

香昼がホストの首を絞め終わってつぶやいた。

「真央」

「なに」

「これはアンタが一人でやったのよ」

「何ですって」

真央が驚愕した。

「香昼」

「わたしの代わりに刑務所でずっと暮らすのよ」

「冗談じゃないわよ」

「イヤだというなら、アンタの家に仕掛けた

時限爆弾を爆発させて家族を皆殺しにするわ」

「アンタって人は」

「あーあ、せいせいした。気分すっきり大爽快」

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