　樹海は基本的に薄暗い。鬱蒼と茂った枝と葉が日光を遮るからだ。場所によっては特に、明かりが欲しくなる所まである。

　だからといって不死の怪物に出くわすとは、文句の一つも言いたくなるものだ！

　言った所で帰ってくれる連中では無いが。

　乱れた髪に正気の残っていない目、獣じみた鉤爪と乱杭歯。かつては人間だったのだろうが、肌には血色が全く無い。

　ぼろぼろになった大昔の死装束に身を包み、その怪物は君達に掴みかかってくる。

・【聖水】を使うなら――

・【火弾の巻物】を使うなら――

　そうでなければ武器で戦え。

【墓鬼　分類：不死　戦闘力９　生命力６】

※銀か魔法の武器でなければ、この敵にはダメージを与えられない。

※敵には精気奪取の能力がある。

　敵の攻撃力が１７以上の時にダメージを受けると、【戦闘力】も１点減らされる。

・敵を倒したら――

・逃亡も可能。

【隠れ身の巻物】を１個消費すれば確実に逃げられる。

　使わないなら天馬（ペガサス）の【生命力】が１以上必要。

　また「１０－天馬（ペガサス）の【戦闘力】」と同じラウンド数、戦う必要がある（強引に逃げる事も可能。ルール参照）。

　逃げ延びたなら――

・戦闘か逃亡で、君とスターアローの【生命力】が０になったら――

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