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 巻物を開くと君の周囲に炎のつぶてがいくつも現れ、敵へ放たれ降り注いだ。

【火弾の巻物】を1個減らすこと。


 同時に獣は後ろを向いて尻を上げ、肛門傍洞腺から分泌液を霧状に吹き付ける。これが獣の放屁の正体なのだ。


 炎とぶつかった放屁は空中で引火し、激しい爆発を起こした!

 それに至近距離で巻き込まれた獣全てがバラバラに吹き飛び、四散した五体が次々と地面に落下する。

 哀れな獣の最期だ‥‥。


「こんなに恐ろしい光景を見たのは初めてかもしれないぜ」

 漂う悪臭の中、スターアローがどこか悲し気に呟いた。

https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093076661494503

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