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 エルフに道案内され、君達は森の中をついていく。

 すぐに枯れ木に囲まれた洞窟についた。エルフはそこを指さす。

「植物ではあるが、日光を必要としない奴でな。無くても生きていけるように進化したのか、無い場所に生えていた種だから不要に進化したのかはわからないが」


 しかし入り口は人間やエルフが身を屈めて通る大きさだ。

「俺はちょっと通れないぜ」

 悔しがるスターアロー。やむなくここで待っていてもらい、君とエルフで洞窟の中へはいる。



 洞窟を少し進むと、かなり大きな空間に出た。地下泉があったのだ。

 その奥の島状の地に生えている木‥‥血のように赤い葉をつけた木をエルフは指さす。

「あれだ。木自体に戦う力は無い。他に何もいなければこのまま焼いてしまえるが‥‥」

 そう言いながら、浅い所を探して慎重に地下の泉を渡り始める。君も少し離れてその後に続いた。


 しかしエルフの懸念は当たった。

 彼のすぐ側から大きな鋏が突き出し、彼を挟む! 続いて水面下から巨大な蟹が現れた。

 エルフは剣を鋏に差し込んで体が潰されるのを防いだが、なにせ馬力が違う。このままでは長くもたない。それに蟹は残る鋏で君を狙っている。

 君はエルフを救うため、己を守るため、武器を構えた。


・【風呼びの笛】があれば使う事ができる。【フラグNo.8】の値に415を加えた項目へ進め。


・【火弾の巻物】があれば使う事ができる。

https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093076709676494


 そうでなければ武器で戦え。


【大蟹 分類:虫 戦闘力10 生命力11】

※膝下まで水没している状態で戦うので、君は攻撃力からー2すること。

※蟹からダメージを受けたら鋏に挟まれる。以後、毎ラウンドの最後に【生命力】を1減らすこと。攻撃に成功したら、ダメージを与えながら鋏から脱出できる。


勝利したなら――

https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093076709697134


・君の【生命力】が0になったら――

https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093075655753883

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