270

 ぬめった気持ち悪い足音を立てて現れたのは、悪夢のような化け物どもだった。

 一応は人の形をしているが、濁った雫をしたたらせながら迫る怪物に全く同じ物は一体とてなかった。大柄なもの、小さいもの、ぶよぶよと肥えているもの、細くてなめし革のようなもの‥‥腕の数も一定しておらず、肩から突き出しているとも限らない。


「おいおい、なんでこの化け物どもがこんな森にいるんだ?」

 スターアローの言う通り。

 これらは奈落の底に蠢く、魔神というにも下等な魑魅魍魎どもだ。上位の魔神達に使い捨てにされる魔界の雑兵どもであり、人間界には召喚されない限り出てこない筈なのだが‥‥。


 サイコロを1個ふり、出た目を半分にする。それに1加えること(2~4になる)。それがここで遭遇した敵の数である。


・【火弾の巻物】を使うなら――

https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093076618198117


 そうでなければ武器で戦え。


【魔神もどき 分類:悪魔 戦闘力6 生命力6】(2~4体)

※銀か魔法の武器でなければ、この敵にはダメージを与えられない。


・敵を全て倒したら――

https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093076618217799


・逃亡も可能。

【隠れ身の巻物】を1個消費すれば確実に逃げられる。

https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093076617894998


 使わないなら天馬ペガサスの【生命力】が1以上必要。

 また「8-天馬ペガサスの【戦闘力】」と同じラウンド数、戦う必要がある(強引に逃げる事も可能。ルール参照)。

 逃げ延びたなら――

https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093076617894998


・君と天馬ペガサスの【生命力】が0になったら――

https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093075655777003

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る