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・金貨を4枚減らすこと。
君が案内されたのは小さいが清潔な部屋だ。そこに荷物を置いて食堂へ向かう。
食堂で出た料理は量こそ控えめだが栄養価をよく考えられたメニューであり、なるほど、体調を崩している者にももってこいである。
またケガ人や病人のために、薬を調合してくれる小さな薬局の窓口まで設けられていた。
そして何より宿には温泉があり、そこで湯に浸かって体を休める事ができたのだ。
この宿屋に泊まるのが2回目以降なら、君は何の問題もなく翌朝を迎える事ができる。
・君と
そして再びスターアローに跨り街へ出よ。
https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093075665728592
この宿屋に泊まるのが初めてなら‥‥君が湯の中でくつろいでいると、側の客同士の話が耳に入る。
どうやら彼らは
「妖精に化かされた、か。あいつらは外から来た者にロクでもない幻術を仕掛けてくるからな。災難だと思って近づかない事だ」
「あんな連中でも、一度仲良くなれば森の秘密を教えてくれるそうだがなぁ。とはいえ恩を売ろうにも、困っている妖精なんてものがどこにいるのかわからんし‥‥」
話を聞いているうちにのぼせそうになってきたので、君は部屋へ引き上げる。
ベッドのシーツはよく干されているのだろう、高価な物ではないが寝心地は良かった。
・君と
翌朝、君はスターアローとともに再び街へ出る。
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