第3話

過去編


優「ねぇ、お母さん」


母「何?」


優「新しく引っ越してきた家から変な声が聞こえたんだけど」


母「えっ、そうなの?」


優「うん、子どもの悲鳴だったと思う」


ーーーー


家の前で倒れたお兄さんを発見した。

優「大丈夫??ねぇ、大丈夫!!お母さんー!!」


その日はお母さんのお陰で何とかなった。


ーーーー


そして、ある日突然


母「優、今日からお兄ちゃんが出来るのよ」


優「えぇー??ど、どう言うこと??だってお父さんは」


母「まぁとりあえず、お兄ちゃんが出来るのよ!!しかも4人も」


優「よ、よ、よ、4人??」


そして、私にお兄ちゃんが4人も出来た。


優「あ、あの時のお兄ちゃん!大丈夫だった?」


春「・・・もしかして、」


母「そうよ、この子が見つけてくれんだよ」


優「ありがとう・・・本当にありがとう!」


私は新しく出来たお兄ちゃんに急に抱きしめられた。



ーーーーーー

 現在 夜


「ごめん、優。あの時は酔って本心じゃないんだよ」


一人誰も聞いてない中、自分の部屋で泣き続いていた。

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