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毎日経理に行くわけにもいかず新人ちゃんに話しかけるチャンスは遠のいた。

まあしばらくはいいか。

それより英語の会だ。


「なんだかいきいきしてるよね、最近」とサブローが声をかけてきた。

「そうか。そう見えるか。」

「何か始めたのか。」

「始めた?まあな。」

「趣味でも出来たのか?」

「趣味かあ。ちょっと違うな。」「そうだ今日飲みに行かないか。」

「いいよ。」


サブローは、彼女が日本に帰ってきてからめっきり誘いに乗らなくなっていたが今日は違った。

どうやら彼女は遠征に出ているようだ。


ウィスキーの種類が多いバーを最近見つけていた。

サブローといくのは二回目だ。


「英語の会の話を聞いたことがあるだろ」

「ああ誰かが通っているとかいう話を、誰だっけ?」

経理のやつの話をした。

「もしかして行き始めたのか?」

「そう。」

「わかった。それが目当てか。」

「まあな。」

「いい子が居たのか。」

「まだよくわからない。でも見た目では居る。」

「なるほどね。また派手な子だろ?」

「その通り。」

「好きだなあ。」と笑ってる。

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