Digital18.アルカナの法則と生贄錬成
俺はベッドの上で寝ているといつの間にかワンダールームにいた。
イザナもワンダールームにいて、俺はイザナと話す。
「イザナ、ココに来たってことは何度も来れるのか?」
「う~ん、どうやらそうみたいだな」
イザナはそう言って近くのカウンターチェアに座る。俺もにカウンターチェアに座ると、ダグザさんが拍手をしながらめでたく言う。
「おめでとう、これで
「
俺は聞いた事が無い言葉を言う。確かチャリオッツと言えば戦車を英訳したんだよな?
それとどう関係しているんだ? そう思っているとマリアさんはアルターエゴについて説明する。
「アルターエゴは24種の
マリアさんはそう言いながらどこからかボードを取り出して、そのボードに今ある
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俺は今ある
その疑問をマリアさんは察して言う。
「
「ゼロや無限の可能性……」
愚者と聞いただけでろくな意味だろうな~って思っていたけど、まさかこれほどすごいなんてな……。
俺の
「そう言えば、あなた方は中型
マリアさんの言葉を聞いて俺とイザナは頷いて「生み出します」と言う。
ティラニカル・ブラック・フォックスと戦って感じた事は三つ。
最初に回復手段がアイテムなのは相手に隙を見せているから、次は単純に戦力の差にあるからだ。
そして最後はアルターエゴが持つ魔法スキルの種類を増やしたからだ。
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少し選んで俺はゴーストと式神、イザナはアルプとスライムを選んだ。選んだあとはマリアさんがコンパクと
アルターエゴを貰った後は元に戻ろうとすると、横にある金床に目を向ける。
「その金床は何だ? こんなバーみたいなところにあるなんて……」
俺の質問をダグザさんは答える。
「その金床は生贄錬成を行うための物だ。それに別々のアルターエゴ、または素材装備にアルターエゴを与えれば新たな存在へと変わっていく。試しにやってみるか?」
「新たな存在か……」
俺はダグザが言った事を呟きながら金床を見る。
一見ただの鈍い鉄色の金床だけど、少し不思議なおーろを発しており、未知の可能性を感じてマリアさんに金床に指しながら言う。
「なぁ、試しに一回だけ装備の生贄錬成してくれないか?」
「分かりました。さっそく素材装備とアルターエゴを選んでください」
俺はそう言うとマリアさんは金床に向かいながら言う。
俺はスパルタルクスを選び、イザナも少し気になってラハムを選ぶ。
マリアさんは俺とイザナのアルターエゴを貰い、さび鉄のブレードが落としたさび鉄の刃の上に置く、すると勢いよくハンマーを振り下ろし、二つの装備を錬成した。
●コロッセオ……【攻撃力】54 反逆の闘士たちが囚われた牢獄の石壁を使った武器。特殊効果HP+10
●泥炭……【攻撃力】48 泥から生まれた怪物の牙で錬成した武器。特殊効果アクリル属性付与
オオ……これなら武器を買わなくても戦力を増強できるな。
そう思いながら武器を見終え、マリアさんに強烈な手刀を食らって元のベッドに戻った。
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