8

 両親のことは好き。

 でも、昔から言われていた

「そこそこの大学に行った方が良い」

 とか

「お金がない」

 っていう言葉が積み重なって積み重なって今の心に残っていることに気が付いてしまた。


 どんなに魅力的に思っても、ネームの弱い大学に進学はできないだろうし、設備費がとんでもなく高い大学は選べない。


 思っていたより、言葉って重い。親の言葉を、子は引きずる。


 進路に悩みすぎてスターバックスに駆け込んだ嬢より。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る