第11話


 大公の孫娘にはすんなり会えたまぁ伯爵も着いてきているが孫娘は青白い顔に石化している身体、どう対処療法をしたらいいか少しだけ悩んだが早急に魔法をかけていたエクストラハイレジストにエクストラハイキュアにエクストラハイヒールをかけてやりエクストラハイスタミナポーションも飲ませたら青白い顔に赤みが戻り石化している身体も治りやれることはしたと自己満足していた、これで戻らなければ打つ手はない状態であった。伯爵にやれることはしましたと言うと伯爵はあぁと短く返事をする。そして大公一家がなだれ込んできた自己紹介も無くシャルティナは無事なのかとカインに詰めよって来たがやれる最善は尽くしましたとカインが言うとシャルティナをみんなが固唾を飲んで見守っていた、シャルティナが目を覚ますとカインも安堵して伯爵に帰ろうと呟いた2人は静かに退室しメイドがありがとうございます。ありがとうございますと言っている、屋敷を出て伯爵は馬車に乗りこみカインは転移で帰ると言って別れみんなのいる家に帰り着いた。


 カインはみんなにやれることはしてきたと報告するとみんなが助かったのよかったといい抱き合っている。


 後日大公家が詰めよって来たが伯爵は冒険者がシャルティナを助けたと言うが誰が助けたのかは言わなかったらしい。


 カインはみんなそんなこと知らないでダンジョンに通っていた。



 それから半年が過ぎ11歳に成長したカインは相変わらずダンジョンアタックをしているようだ。


 しつこい伯爵がよく使いの者を出しているがメイド達がすべて断っているようだった。

 メイド達には給料をもう少し上げるべきかもしれないなぁとカインは相変わらず呑気に思う。




 白い翼はパーティーランクがBランクに上がりカインとユーリがAランクにレンとシアはBランクに上がった。しかし深い階層にチャレンジしているとどうしても人手不足だと感じるまた新しいメンバーを見つけるしかないのかもしれないが新人は教育が大変である、

 魔玉も10個ほど出来ているのでいつか売りさばく時を伺っていて、今の所持金が約光金貨5枚(5000億G)あり一介の冒険者より大金を持っている。


硬貨は銅貨、銀貨、金貨、白金貨、光金貨、虹金貨、黒金貨、最高硬貨は中黒金貨1枚で50京Gである。


 家でやることが手詰まりになりどうしようかとカインはみんなと相談した一同みんなが人手不足と意見した。でも今の水準を下げるのはどうかと思うとカインはみんなに言うとカインはまだ成人してないのだから長い目で見れば奴隷が一番よとユーリが言うので奴隷商でうろちょろと探すが王都には売れ損ないしか居ないのかこれと言ってめぼしい人材が居なかったのでオークションに参加することにした、みんなも同意見であり女の子がいいですねとシアとレンが言うしメイドのエメリアもメイドの募集してくださると嬉しいですとぶっ込んで来たが和気あいあいと仲間が増えるとみんなで話している。


 商業ギルドに行きカインは受付嬢シャティにオークションはいつ開催か?と聞いてみたら7日後ですと言っていたのでダンジョンアタックは中止して最長休日を取ることにしたシアとレンが申し訳なさそうにしていたが小遣いはやるぞとカインは言う。


 オークション開催日まで暇なので1人でダンジョンアタックをしようかと思っていたらユーリに捕まり買い物に行く事が決まった。カインは11歳の割には身長が高くユーリと同じ位で165センチはある、食べ歩きしたり冷やかしをしたりとするがいつになく赤い顔のユーリに見惚れていた。特にイベントが起きないままカインが2人きりの時間が終わるねと話しかけたら茹でたこになり真っ赤になったユーリ、会話も無く家路につくのだった。




 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る