12.初体験

「あ、赤里、今なんて・・・」


「ふふっ。もう一回言わせるだなんて武尊君はエッチだね。セックスしよって言ったの」


手を引かれて、全面ガラス張りで見晴らしのよいリビングに連れて行かれたと思ったら赤里にセックスしようと言われた。俺の心臓はまたしても過去一番と言っても遜色ないくらいドキドキしていた。


「それとも私とじゃ嫌だ?」


「そんなことないよ! むしろしたいよ! ・・・あっ」


赤里が悲しい顔をしたため、俺は思わず本音を言ってしまった。女の子に向かってセックスをしたいと大声で言った事実が俺の顔を赤くした。


「良かった! 私の初めてを武尊君に捧げる事ができて」


赤里はそう言うと俺にキスをしてきた。しかもただのキスではなく、下を俺の口内へと侵入させた。ディープキスだった。赤里は俺を抱きしめ、まるで俺の口を味わうかのようにキスを続けた。俺も自然と赤里の背中に手を回し、そのキスに答えた。


「・・・武尊君、ベッドルームに行こ♡」


「うん・・・」


俺は赤里に案内されて別の部屋のベッドルームへと向かった。そのベッドルームにはキングサイズのベッドがあり、高級ホテルのような雰囲気を醸し出していた。


「赤里、ここって赤里の部屋?」


「ううん、ここはね、もともとあったベッドルームなの。私の部屋でもいいけど、こっちのほうがベッド大きいし、防音だからいくら声を出しても気づかれないの」


そう言いながら赤里はベッドに座った。そして正面に立っている俺に向かって自分のスカートをめくった。ピンク色のかわいいパンツが俺の視界に入ってきた。


「来て♡」


俺はその言葉を聞き、理性が弾け飛んだ。そのままベッドに向かい、赤里を押し倒した。赤里に覆いかぶさり、キスをしながらTシャツ越しに胸を触った。そしてそのまま本能の赴くままにスカートの中に手を突っ込み、初めて女の子の秘部を触った。


「武尊君、脱いで♡ 私も脱ぐから♡」


俺は一旦ベッドから離れて着ていた服を脱いだ。すでに俺はギンギンとなっており、ズボンを脱ぐのに苦労したが、今俺は赤里に生まれたままの姿をさらしていた。そこに恥ずかしさはなかった。


「あっ待って、赤里。ブラジャーとパンツは俺が脱がしたい」


「ふふっ、いいよ」


赤里はベッドから立ち上がり、俺の元に来てくれた。そしてそのまま右手で俺のモノを握って軽く前後に擦ってくれた。俺はそれをされながらブラジャーのホックに手をかけてブラジャーを外した。赤里のきれいな胸が姿を表した。赤里にも負けないくらいのきれいな胸だった。


「やっぱり赤里もきれいだね」


「私もってことは他の女の子のを見たの? 青依ちゃん?」


「・・・うん」


「ふふっ! まぁ焚き付けたのは私だかね」


青依があんな行動を取るきっかけはやはり赤里のようだった。昨日の帰り、赤里に了承はえていると言われたため、なんとなく想像はついていた。


「・・・パンツ脱がすよ」


俺は一旦赤里の手の動きをやめてもらってしゃがんだ。そして赤里のパンツに手をかけて、一気に下まで下ろした。俺の眼の前にはきれいな割れ目が姿を表していた。エロビデオではモザイクがかかっており、本物を見たことはなかったが、絶対にそのビデオの誰よりもきれいなモノだと俺は思った。


「これが女の子の・・・初めて生で見た・・・きれいだね」


「嬉しいな。私が初めてだなんて。じゃあ武尊君、しよっか。まずは前戯からしてあげるね。武尊君、立って」


俺は立ち上がり、逆に赤里がしゃがんだ。そして俺のモノを握ってその先っぽに優しくにキスをした。その後、赤里は口を大きく開けて咥えこんだ。


「あぁ、すごいっ。赤里、すごいよ・・・」


「ふふっ。おもちゃで練習していたからね」


赤里はものすごく上手かった。青依のも気持ちよかったが、赤里のもすごく気持ちよかった。先に青依のを体験していなかったら、すぐに果てていたと俺は思った。しかし、俺がそんなことを思っていると赤里は突然やめてしまった。


「ねぇ、武尊君。私の頭、武尊君が動かなさない? 私は全然それでいいから。気の済むようにしてみて」


「わかった、赤里。じゃあ早速で悪いけど、いい?」


「うん♡」


俺は赤里の頭を掴み、無理やり前後に動かした。時折赤里が苦しそうな声を出していたが、俺は気にせずに自分の気持ちよさを優先させていた。そしてそのまま青依の時のように赤里の口に出した。赤里は出たのを確認し、そのまま飲み込んだ。


「全然衰えないね。じゃあ、ベッドに行こうね」


「あぁ」


立ち上がった姫香を俺は再びベッドに押し倒した。そのままキスをして自分の右手を赤里の秘部へと向かわせた。赤里の下半身からはいやらしい音が聞こえた。


(女の子のココってこんなになるんだ・・・エッチだな・・・)


「武尊君、お願いがあるの。生でお願いできる? 責任は全部私が取るから」


「流石にそれは・・・」


どこかで誰かがゴムを付けない男は挨拶ができない男と同じだと言っていた。俺もそう思う。責任も取れないのにゴムを付けないのは最低の男がすることだと思っていた。


(んっ? 待てよ。そういえばあの神様に避妊能力をもらったはず。なら・・・いいのか?)


「赤里、一つだけお願いがある。もし赤里が妊娠するようなことがあったら、必ず俺に責任を取らせてくれ。約束だ」


「うん♡」


俺達はとうとう一線を越えようとした。


■■


武尊は赤里の左右の膝の裏を持って脚を開脚させた。いわゆるM時開脚で赤里の大切な場所を晒した。武尊はその場所を見た瞬間、生唾を飲んだ。彼女の入口はぴっちりと閉じていた。未使用である証であった。


(舌とかで舐めたほうが良いのかな? でも、結構濡れていたし・・・挿れたい・・・)


武尊はすでに一匹のオスとなっていた。ただ単にメスとの生殖行為をしようとしている繁殖期の動物のようであった。武尊は自分の先端を赤里の秘部に当てると、そこからいやらしい音を聞いた。赤里はすでに武尊を受け入れられる状態であった。


「焦らさないで♡ 武尊君♡」


「あぁ」


武尊はもうギンギンになって猛々しくなっているモノを、ゆっくりと赤里の秘部へ押し込んでいった。すると、すぐに先端が弾力のある膜のようなものに触れた。


(これが処女の証・・・よしっ)


「行くよ、赤里・・・」


「うん・・・来て・・・」


武尊は己の腰を前に進めた。そして、プチッという音と共に武尊のモノが赤里の奥へと侵入を開始した。


「赤里、痛い?」


「大丈夫だよ。今は武尊君と繋がれた嬉しさのほうが勝っているから」


「じゃあ、ゆっくり動くよ」


赤里は気持ち良さそうな声を上げながら、ビクンっと身体を跳ねさせた。それと同時に武尊の先端が締め付けられるように包まれたのを感じた。


(こ、これがセックス・・・やばい気持ちいぃ)


武尊のモノを遮るものは何もなかった。それから武尊は腰を前後に動かしていった。どんどんと赤里の奥が拡がっているのがわかった。俺はそのまま腰を動かし続けた。


■■


「はぁ、はぁ、はぁ」


俺はとうとう童貞を卒業した。しかも赤里という美少女と。赤里は気持ちよかったのか、脚を広げて胸を上下させている。その赤里の股からは白濁液が垂れていた。そしてその周辺には赤い染みがあった。


(エロいな・・・)


赤里の様子を見た俺は、その様子にまたしても勃起をした。そして俺はベッドの上に立ち、赤里の頭の方に行って膝をついた。


「赤里、きれいにして」


赤里は横になりながら咥えた。まるでチョコバナナを食べるように舐めてくれた。


(まだ2時くらいか・・・)


赤里にお掃除されながら俺はベッドルームにあった時計を見た。その瞬間俺の本能がもう一度と訴えかけてきた。


「赤里、もう一回いい?」


「うん♡」


俺はすでにセックスの虜となっていた。

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