第2話【空の色が変わる頃】
ルア☆ねぇ…ルナ。空の色が…
ルナ☆夜の黒と白煙が交わってる…森に行こう…もう時期鈍色が
ルア☆森が燃える……
ルナ☆ルアはクーをお願いね。
ルア☆わかった…
ルナ☆何があってもクーをうちに連れて帰ってあげて。
ルア☆うん。ルナは?
ルナ☆私は悲しみの火が消えるのを見届けてから森を離れるわ……
ルア☆悲しみの火…祈りの歌は届かないのかな。
ルナ☆祈りの歌は神様への歌。届くはずの相手が力の少ない私たちだからね…
ルア☆そっか…そうだよね……
ルナ☆私たちはこの少ない力でどうにか呪いのような奇跡を終わらせよう…
ルア☆うん…ねぇルナ見て…こんな空の色なのに月はとても綺麗だよ…
ルナ☆…そうね。あたたかい色にみえるのはきっと気のせいじゃない
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます