アリスは笑い堕ちる

アクネメ

青崎アリスのプロローグ

もしこの世界が終わるなら...私は満足しているだろうか。


突如として隕石が降ってきて滅亡しちゃいました〜とか。


謎のウイルスにより人類全滅!だったり


普通に寿命で亡くなったりとかね。



私はその時に...満足しているのだろうか





もし今日が地球最後の日なら人々はどうするのだろうか。


家族を持つ人達は最後まで過ごすのだろうか。


最後まで教会に行くのだろうか。


学生は学校に、社会人は職場に向かうのだろうか。


答えはないかもだけれど上げるとするなら皆

   "好きなように過ごす"だろうな。



何が言いたいかって?

みんないつ死んでも可笑しくないんだと思う。だったら好きに生きた方がいい。


人目を気にして歩いたり行動するのもどうせ

周りの奴らは消えるし、自分自身も消える。


悪口言ったり恨みを持たれてもいずれは

時間が、幸せが、更なる不幸が消してくれる。


なら自分が気に入らないことは気に入らないし無理に好きになる必要もない。

なんなら思い切ってヘイト買うぐらいでも良い。




私は...この世界で自分のサイコロを振らせてもらう。


かのアインシュタインは

「神はサイコロを振らない」と言った。

これは量子以外のことでも当てはまると思う。


自分の人生が自分の意思に基づいて形成されているとすれば、好きなように生きた方がいい。


終わりは好きなように生きた人生、となるのだから。


どんな風に、好きなように生きるのかって?



そうだな。私は



例えば"魔法少女"になったり


それが"悪魔"と契約することだったり、ね。

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