国語辞典(仮)

千瑛路音

第1話

 角川国語辞典があったので開いてみた。


話せる

①話すことができる②ものわかりがよく、融通ユウズウがきく


①はよくわかる。話すという字にが付くから話すことが可能になって、話すことができる。といった感じ。


②は何か、歴史的な背景がありそうな意味だ。時代劇などで何か中年の男性が、酒場なんかで「おう、話せるじゃねーか。」なんて使ってそうだ。



 角川古語辞典もあったので開いてみると、


はなしでは

噺食はう・・・食べ物の話を聞いて、すぐその物を食べたがること、また、その人。

「いえもう、---で、どうも困ります。もうちっと聞き分けがありそうなもんでございましょうが。」


そんな感じだった。

どちらかというと、話すということではなく話の内容の方のニュアンスなのかなと。



なかなか興味深い。

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