『麒麟児』: Sonnet

ろよ 起立きりつ時点じてんりだぜ

けをたずにからすかくちが

四六時中しろくじちゅう きりきりときるいき鯔背いなせ

けろ この舌先したさきいま桁違けたちが


しかられようときらわれようと 今日きょう

視界しかいうつ生意気なまいき同輩どうはいどくいて

じかきざみつける 敗北はいぼく絶望ぜつぼう

理解りかい自戒じかいするまで甲斐甲斐かいがいしくあばいて


ちりもうとかぜばされつづ

いしもうとおにくずされる地獄じごく

りがいとがなり まないたうえくず

美味おいし われわれるまえ


気品きひんほこり ませた餓鬼がき自認じにん

二輪車にりんしゃいだ 気高けだか麒麟児きりんじ

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