第39話

車店にはいる 私は点検待ち。

少ししたら、1人客が来た スーツがよく似合う男性だなぁ

また、2人組の男性客が 入って来て軽自動車を見ていた

その2人は、よれたジャージみたいな服を お揃いで着ていた

あらら、車買えるの?なんて失礼な言葉を心の中で言った。

若者だから その格好も似合うのだが、、、


スーツの彼に 近づく営業マン


あぁ、高い車みてるし なんだか購入を考えているみたいな口振りだなぁ、あぁ営業マンさん 良かったですね 納車までいくと良いですね

だって 毎月のノルマ達成大変だと思うし、

あっ、だめか、名刺渡して 終わり?

車のパンフレットもらって帰ってしまったかぁ、、、


私の点検も、そろそろ 終わりかなと ぼんやりしていたら


すいませーん!ちょっと、いーですかぁ?と、Wジャージ君の声


いつの間にか、先ほどの高級車の橫に立っていた


これ、この車いーですか?

買いたいんですけどぉ


はっ?と思った瞬間


Wジャージ君は、近くのテーブル席につき、足を組み 営業マンを待っている


今これ、車これ 買うからと 購入書類の催促をしている


こんな事って ある?の?


いや、あったから あるのか。



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