第26話

次は誰が来るのだろうか


治るまではあと数日は掛かるみたいだし、


人が来る気配がする。


怖い。人に会うのが怖い。


「優、」


義お姉ちゃんだった。


「丁度良かった起きていたのね」


「うん」


そして、俺は義お姉ちゃんとどうでも良いことを話していた。


話の中で新しい娯楽としてスポーツを初めてみようかなと思った。


スポーツ関係なら、過去の嫌な奴らも関連して思い出しそうだが、集中している間は忘れられそうだからだ。


「それでね、あと結婚の話と、義妹のことなんだけど」


「うんうん」


俺は嬉しく思う。やっと義お姉ちゃんが幸せを掴むかも知れないと考えると、


そして、写真を見せて貰った。それは絶望的だった。

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