第36話 1時間前に起きて3日後に起こる事件

(神部屋)


姫乃とリーナ達が仲良く話していた時、あまりにも衝撃的な光景を見てしまった正と姫乃を含む者たちは神達さえも絶望していた。

突然首が無くなる雫と絶望する正徳。神達から見ても衝撃的らしい。


姫乃は涙を流しながらついさっきリーナ達から教えてもらった魔法を使っていた。

その結果、このデータを終わらせることができたが、まだ状況は変わったわけじゃない。

ゴアとカリカは何かを考え込んでいる。


(なにがあったんだ?急展開過ぎるだろ・・・・何がどうなってるんだ・・・雫の首が・・・?)


オレが衝撃が抑えきれない間に全能神であるゴアが考えていたことを話す。

「なるほど・・・運命の強制力ってことか・・・」

「運命の強制力?」

「そう。前っていうかこの物語の【概念】って言う所で『この運命が変わることは少ないが、赤い目を実現させる運命にある人のみ運命が変わることがある。』と作者が書いていた。」


「それがどうしたんだ?」

オレはゴアに問う。

「正徳は雫を守るという強過ぎると言っても過言じゃない決意のせいで運命を変えてしまったんだ。それも『雫を守る運命から雫が死んでしまう運命』に変わってしまったんだ。」

ゴアは深刻な顔をする。するとゴアの後ろから運命神であるカリカがオレに言う。

「すぐ訪れるはずだった運命が変わった。だから変わった運命がすぐに訪れるということ。」


オレはそこでやっと真実に辿り着く。

「つまり変わった運命の強制力のせいで雫は意味不明な死に方をした・・・・か。」

「そういうことだ。」

それほどまでに運命というものが重要なことかオレは再確認できた。


ゴアは今もずっと涙を滝のように流し続けている姫乃を見る。

「そういえば・・・正徳が狂いそうになった瞬間、能力使ったのは朝倉姫乃さんだよね?」

「は、はい。そうです。」

姫乃は顔をあげて言う。


「さっそく『主人公のプレイヤー特権パワー』を使いこなしているのか・・・凄いな。」

ゴアは関心したような顔をする。


カリカが何かを思い出したのか正に顔を向ける。

「そういえばなぜ河上さんが死んだのに正さんは消えないのですか?」

とそう問うてきた。


正が悩んでいるとゴアが答える。

「多分、もう正は一つのキャラとなっているからだね。」

「キャラ・・・?」

「そう。この世界を作った作者がいて、そいつに作られたキャラクターってこと。」

その通り。なんでか作者を認知する神のせいで物語が崩れそうである。

「でもこれもキミが作った物語じゃないか」

そうだけど・・・じゃねぇんだよ!!!なにナチュラルに話しかけてるんだよ!!


あと作者から言うけど、全員冷静を取り戻してね?冷静を装って現実逃避したらダメだよ。

ちゃんと物語を進めないと。

「確かにそうだね・・・俺は全能神だ。なんでもできる。」

そう。君はここの主人公じゃない。でも別作品では主人公だったんだから。活躍してくれ。


そんな感じで神との会話を終えたゴアはこの先のことについて姫乃達と話し合った。


「『時計の針は逆行するタイム・トゥ・フリップ』」


時間は巻き戻った。


世界は回る。

地球は回る。

生物は回る。

建物は回る。

物体は回る。

液体は回る。

気体が回る。

空気は回る。

酸素は回る。

生命は回る。

星達は回る。

感情は回る。

呪いは回る。

祝福は回る。

運命は回る。

混沌は回る。

時間が回る。

世界は回る。


___ ___ ___ ___ ___ ___ ___ ___ ___ ___ ___ ___ ___ ___ ___ ___ ___


2回目。


俺が目を覚ますとそこは正が住んでいる部屋だった。

目の前には腕を組みながら険しい顔をする正がいた。


(どうしたんだ?そんな顔して。)

『いやぁね・・・今や俺は未来を見れるようになってるんだけどさ・・・』

(何しれっとバケモン特技習得してるんだ・・・)

『そこはまぁ置いといて・・・』

(まぁ・・・でどうしたんだ?)





『正徳、三日後に事件が起きる。正徳はその事件の解決に協力してくれ。』




____________________________________________________________________________


どうもみなさん!!マヨきゅうりでございます!!!


さぁ回りました!!

この世界は成功するのか!!

楽しみですね!!


もしこの話が良いな!って思ったらフォローや星、ハートや応援をよろしくお願いします!!!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る