短編集
雲色 翼
四月の嘘
嘘は嫌いだ…。なにが本当なのかわからなくなる。
言葉の一つ一つを疑ってしまう。言葉の数々に不安を感じる。嘘なんて嫌いだ…。
みんな嘘つきだ。何を信じればいいのかわからない。嘘じゃないものはなに?
嘘は苦手だ…。嘘をつくのも得意じゃない。嘘をつけばつくほどに自分が揺らいでいく。自分の本当さえわからなくなっていく。
わからないから嘘は好きじゃないのにみんな嘘をつく。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます