「Awaken」#なくさずの詩より
雨の中、傘も差さずに歩いてた君に、僕の傘を差し出した。君の背中は寂しそうではなく、ただ消えそうなほど透明な場所で立ってる。どんなに声をかけても、いや、何でもかけよう。消えないように「ここにいる」と知ってほしい。その後ろに、起こすように僕が名前を呼ぶよ。
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