第16話 Eさんに相談してみる

Dさんに言われたことが長いこと尾を引いて、同じスピリチュアルをやっているEさんに自分で探して相談してみました。


すると、本来魂にそのようなランクはないとのこと。


Dさんは自分も本を出したがっているから、貶めたのではないか、と。


貶めるために呼び出して、お金取るの……?



「Dさんに言われたことをクリアしてみますか」


と言われ、成り行きでセッションをしてみることに。


CさんDさんEさんはみんな顔見知りです。


ただこのEさんも、お金ガンガン取ります。


Eさんのダウジングで四時間、と出ればその分のお金を取ります。


前払いです。


一時間二万一千円なので四時間で八万四千円……?



私も傷心でどうすればいいかわからず、うつがまた悪化したので、有り金はたいてみてもらうことに。


三回くらい見てもらい、トータルで二十万くらい払うことになりました。



理屈を並べ立て、なにをクリアするか勧めてこられ……ダウジングで三時間とか四時間とか出る。


無理です、払えません、というまでごたくと理屈を並べて勧めてくる。


ただ、今から思えばなんでスピリチュアルカウンセラーに言われたことをまた別のスピリチュアルカウンセラーのもとでクリアしなきゃならないのか……意味不明に沼化していきます。


そしてEさん。


一応うつと、Dさんに言われたことと小説に関してクリアしてもらうのですが……。


何ひとつ変わりませんでした。Dさんに言われたことは未だに忘れられません。


そしてある時、小説のタイトルをいくつか教えると、Eさんのペンデュラムが一つのタイトルを指しました。


「これ、賞取れるみたい」


はい、取れませんでした。


後日指摘すると、音信不通になりました。



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