あとがきや作者の与太話など

作者の所感1(あとがきのようなもの???) 2024-4-15

 物語の雰囲気を崩したくないので、あとがきを入れるタイミングを失っていました。そこで、悩んだ挙げ句に、この番外編で、あとがきのようなグデグデ話をしようと決意をしたのです。


 本来なら体育祭実行委員会編に入る前にやるべきだったのでしょうが、作品内にあとがきを入れてしまうと、そこで作品の連動感が損なわれてしまうので、大幅な改稿の際に取り去りました。


 その辺はご了解を願いたく…。


 さて、閑話休題。


 最初に、この小説を起こすときに『魔が差した』などと書きましたが、その真相について、ここで明確な理由を白状したいと思います。


 そもそも、私は東日本大震災の被災者ですから、Twitter上で繋がった被災者や色々な仲間達と社会情勢とか、自営で町工場をしているので仕事の話、あとは柴犬の写真やゲームなどをして暮らしていました。

 

 Twitterの政治・社会系クラスタは意見が合わない輩に対して執拗にかつ狡猾に突っ込んでいきます。

 そういう人たちは頭の回転が相当に速い人が多くて、持っている知識や情報量も半端がありません。


 無論、私なんかは、そういう人達に足下にも及びません。


 ただ、私はそういう荒れた投稿を見続けていて、人の文句ばかり言っていては何も成長しないと思って、徐々に嫌気を募らせてきたのです。


 そういう私も、たまにグデグデと批判的な話題をする事もありましたから、そういう陰気な話をするのに縁を切りたかったのです。


 そして、私の書いてる駄文ですが、2ヶ月程度で300,000字を超えています。

 これは1日6回程度140文字のツイートを1年間、続けた数に相当します。


 何年もかけて、人の文句ばかりを書き続けた私のツイートは、今の駄文の文字数以上になっているでしょう。私にとって、その書き込んだ文章は有意義とは思えませんでした。


 今では本当に無駄な時間だと思っているのです。


 まして執拗にDMで私に意見を求めてくるフォロワーもいますから、余計に時間を削られていました。そのDMの文字数を合わせたら、相当な文字数になったはずです。


 『それなら、その文字数と時間を使って皆に心に余裕を持たせるような文章を書きたい。』


 これが私を動かした本当の理由なのです。

 さらに、それを後押しをする妻の言葉もありました。


 コロナで不景気になって会社や家計が苦しい時に、私の妻が駄文の可愛い陽葵のように言いました。


「あなた、文章を書くのが上手いから課金をしてTwitterで稼いでみれば?♡」

 そんなことを言われたので、私が調子に乗ってしまった部分も大きく左右しています。


 あとはもう一つ。

 この駄文を綴ろうとする前に、私はモンストで暇つぶしをしていました。


 ゲーム界隈あるあるですが、特にモンスト界隈はガラが悪くて、初心者やPSがない人達を卑下するような言葉があとを絶ちませんでした。


 モンスト界隈をTLでフォローしていくと、何らかの問題やトラブルにぶつかる事が多々あったりして、それにも嫌気が差してきました。


 まして、俺なんて、いい年をしたオッサンですから、一緒にマルチをしてくれるような甲斐性の人もいなかったし、そんな属性の人達ばかりなので、気が合わなくてグループを続ける自信が持てなくて、黙って去りましたし、余所のグループでは誤解を受けて追っ払われたコトもありました。


 だからコレを書く前、私は1人で寂しくモンストをやる日々が続きました。

 それも駄文を書くための後押しになったことは確実です。


 いまは、そんな時間なんて捨て、ひたすらこの小説に打ち込む日が続いています。

 2ヶ月で30万文字も打てるなら、最初からそうするべきでした。


 そうすれば、私の文章を作る腕はもう少し上がっていたでしょう。

 あと少しだけ悩んでいる部分があります。


 なろうから読んで頂いた読者の中には、カクヨムに当該駄文を出した時点で察した読者もいるかも知れませんが、この文章が下らないのか、それとも多くの人に必要とされて読まれていて楽しまれているのか、よく分からないのです。


 微妙な立ち位置にいるので、試しにカクヨムでアップしたら、初投稿から9日目で爆発的にPVが伸びましたが、今は、なろうと同じような水準までアクセスが落ちてるところを見ると、私の腕が未熟ということなのでしょう。


 私は、めげないで謙虚に受け止めて再び頑張りたいと思っています。


 なろうでは、評価やブックマークなども止まったままで、PVだけが推移する日々が続いて、やっぱりダメかなぁ…なんて思っていたのです。


 ただ、厳しめのカクヨムで多くの人に評価を頂けたことは感謝と同時に、それが自信となって胸を張っている自分がいるのです。


 いまは、なろうも、カクヨムも双方において固定読者がいるので、それに向けて私は力をつけつつ頑張っていきたいと思っています。


 今の体育祭実行委員会編は、次の話の繋ぎの部分が風呂敷のように広がってしまった背景があります。


 このまま体育祭実行委員編を書かずに、あの続きの惰性で陽葵とイチャラブをすれば、もっと伸びたのでしょうが、この辺は凝り性の私が祟っていると思っています。


 現段階では、体育祭の前日・前夜まできてるので、あともう少しですからね。

 このあとは、入院している恭介の場面に戻って陽葵とのイチャイチャが再び始まります。


 ただ、それをやるには骨子として、この話は重要展開なのです。


 少しだけネタバレをすると、牧埜や泰田さん、松裡さんがお見舞いに来た時の微妙な距離感の演出や、守さんのお母さんや泰田さんのお母さんが吃驚して飛んできた時の話などは、これを書かないと実現しないのです。


 最初にそれを持って来てしまうと、内容がダレてしまうので色々と錯誤の結果でもあります。

 

 この物語は綴ろうと思えば随分と長く続けられます。

 最後はもう見えているのですが、間が半端なく長いです。


 だって、まだ主人公が卒業するまで2年半近くもありますからね…。


 あと、なろうのほうは先行アップなので、誤字脱字や表現の揺れも大きく、慌てて改稿を重ねている話も多いので冷や汗をかきながら改稿している部分もあります。


 まだ初めて2ヶ月足らずの初心者ですので、温かい目で見て頂けるように、そのお願いと感謝の挨拶とかえさせて頂きます。

 

 長々と愚痴を綴りましたが、私の駄文をご愛読して頂いている皆様には感謝しかありません。


 ありがとうございます。

 

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