第21話 春の冷たい朝
春の冷たい朝
あなたに会いにデイケアに行く
あなたはちぎり絵をしていて
僕は本を読む
あなたのことを流し目で見るが
あなたはちぎり絵に夢中なよう
そこへカウンセラーが僕のところへやってきて
僕の近況のことを訊くが
僕の頭はあなたのことで夢中で
カウンセラーとの会話はまるで心ここにあらずといった模様
僕は雑念だらけの頭で発狂しそうになった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます