天使の石棺。への応援コメント
フィンディルさんの企画より拝読。
未知の物体の謎、それがなんなのか気を引かせ、正体らしきものと正体不明なもの。真実がどちらなのか、興味をそそられて読めた物語でした。おもしろかったです。
方角としてはおおよそ北向きかなと感じました。起承転結があり、謎は読者の興味を惹くものとしてきっちり機能し、最終的にオカルトな疑問を残す書き方もこの種のエンタメストーリーとして確立された書き方だと感じました。
作者からの返信
雨蕗空何さん
ありがとうございます~。
東西南北とハッキリ名言出来ないものの方がいいかな? とこちらを出してみました。
でも結局はよほど奇をてらったものでない限り、ほとんどの方の作品が北半球の、北から西のゾーンに入ってしまうようです。
おそらく私がこちらの方角企画からイメージしていたのは、北から西に入る作品を、さらに東西南北に分けた時、だったのです。
なので自分では東南東とか書いてます。お忘れ下さい。
オカルト! そうですオカルトですよね。
映画でも観終わった時に「あれはいったい…?」とモヤるようなもの。
エンタメストーリーにちゃんとなっていたでしょうか。
感想をありがとうございました♡
天使の石棺。への応援コメント
方角企画から失礼いたします。
不思議な魅力のある作品で、引き込まれました。お題である、天使の化石を天使の石棺と表現されているのが面白いですね。
本当に棺だとするなら、この天使はなぜ眠っていたのか、もしくは棺に封印されていたのか。
主人公の友だちも本当はいなかったというところで、少しゾッとしました。主人公は黒い卵を見つけたことでおかしくなっていたのでしょうか。
色々と考えさせられる、深い余韻のある作品でした。方角は北西ではないかと思いましたが、私も方角判定が苦手なので自信はありません。
作者からの返信
泡沫 希生さん
こんにちは!
これを書いていた頃はまだ肌寒かったのに、もう今日は暑いくらいで、季節の流れをしみじみと。
何もかもクリアに解釈できて、誰に訊いても「こうです」と答えが一致するようなものはフィンディルさんの企画には詰まらないかと考えまして、昨年に続き、もやっとしたものを出してみました~(堂々と)
ですがストレートな作品の方が、「フィンディルさんの解釈はこうくるのか」と独自の見解がきけて目覚ましかったかもしれないな、と今頃想ってみたりもします。
ホラーなの? 現実なの何なの? そんな怪綺談になりました。
今までの皆さんの意見を集めると、北西ぽいようです。
お立ち寄り下さってありがとうございました(*´ω`)
天使の石棺。への応援コメント
方角企画から来ました。
日本的なホラーな雰囲気もあり、不思議で謎めいた感じが美しくて、内容はよく読むと結構残酷なんですが、読み心地は安心感?みたいなものがあって、読後感も良かったです。方角は、はっきりしたオチはないですけど余韻を残して読ませる感じなので、北北西あたりかな、と思いました。
作者からの返信
竹神チエさん
こんにちは!
あ、竹神さんも他の方々の意見と同じで、やっぱり北北西あたりなのですね。
どうもわたしは方向音痴で、東南東とか書いてます💦
フィンディルさんの方角案内が素敵だったので、願望こみで東南東にしてしまったようです。
淋しいような安心なような、ちょっとぼんやりするような終わり方になっているのですが、読後感が悪いものではなかったようで、ほっとしました。
揺れている舟の上にいるような話なので、人によっては悪酔いの可能性もありますから……。
感想をありがとうございました♡
天使の石棺。への応援コメント
こんばんは。方角企画からきました。
クライマックスの「瞼を焼く閃光の中に、左右にすっと鋭く伸びた鋼鉄のような黒い影。力強く羽ばたいている。耀きの中から、ぬっと現れた白い顔。
怖い顔はわたしの背丈の何倍にもなり、羽根は海の果てまで広がった。卵の化石から甦った翼が大風をおこす。
そして飛び立つ翼は、わたしを吹き飛ばし、崖下をえぐり、わたしの右耳の鼓膜を破って一帯を轟きで塗り替えた。」が圧巻でした。
また、ラストもとても美しく印象的でした。
「破れた鼓膜は手術で再生されたが、それからというもの、わたしの右耳からはいつも波の音がする。波音に誘われて夢にみる海崖には誰もいない。砂銀のような陽光ばかりが海上に揺れている。」
方角は北西あたりでしょうか。
作者からの返信
オレンジ11さん
こんにちは!
本当に感想の云いようがないような妙な話で、申し訳ないです~。
最初に書いたものがストレートに真北(エンタメ)にしかならないものだったので、それではフィンディルさんの企画に出すにはおもしろみに欠けているだろうと、おかしな話をエントリしてみました。
北西ではないかと考えて下さったのですね。
だんだんわたしもそんな気になってきました。
南と東が特殊なので、奇をてらった文章でなければ、北と西の間になってしまうのかな?
完全なる方向音痴で、自分では決めかねたので、ご意見ありがたいです。
ありがとうございました♡
天使の石棺。への応援コメント
こちらの作品、とても印象深かったです。
(出直してコメントしに来ました…)
黒い卵と影の子どもたち。
そして、卵から孵化した者。
無邪気さを装う仄昏い感情。
理不尽への悲しみなのか怒りか。
静かなのに不穏を孕んでいる。
罪無き主人公が鼓膜を破られるラスト。
不条理だけど受け入れるしかないのだ、と。
何かを象徴しているような気もしますが、
何だろう…言葉にならない。
変なコメントですね…
ズレていたら削除して下さい。
とにかく印象深い作品でした…。
(↑二度も言っちゃった)
作者からの返信
瑞崎はるさん
なんだか感想も云いにくい話ですよね。すみません💦
不思議なことは不思議のままに終わりました。
印象深いと云って下さってありがたいです。
小学校高学年くらいの女子が一番、怪談とか幽霊とか、謎な現象と親和性が高いそうです。
怖い話も、あのくらいの年頃がいちばん、キャーキャー云いながらも好きだったりしますよね。
こっくりさんとか。
ホラー漫画もみんなで回し読みしてよく読みました。あれはなんだったんだろう。
あかんかも……と想っていましたが、こちら、意外と読んでもらえる話になりました。
短いからかな?笑
天使の石棺。への応援コメント
フィンディルさんの自主企画より参りました。
暗黒星雲です。
これは……福島の原発事故のようでちょっと違いますね。
福島をモデルにした架空の事故でその150年後でしょうか。
あと、大海嘯とはもっと古い時代にあった災害(津波)の事でしょうか。古い地層から出て来た謎の石棺の方がつじつまが合いそうです。
そして、よくわからない存在の天使みたいな何かと、本当はいなかった他の子供たち。こういったよくワカラナイモノが提示された後で、主人公には耳鳴りが残る。これって純文学的なのではないかと思いました。
また、黒いタマゴとそれを興味深く見守る子供たちの様子などはエンタメ的ではないかと。
そんなこんなで方角は北西だと思います。
(私の判定は適当なので気にしないで下さい)
感想は以上です。
作者からの返信
暗黒星雲さん
暗黒星雲というと、背景が赤系の馬の形をした星雲がすぐに思い浮かびます。
フィンディルさんの方角企画には、何のツッコミどころもないようなストレートなものを出すより、ヘンテコなものを出したくなります(笑)
これは虚構ですよ~と云わんばかりに建屋の崩落事故を入れております。
でももしかしたら現実になるかもしれません。
よってFukushimaとみても、みなくても、どちらでもよいです。
日本最古の大津波記録は南海トラフに相応する7世紀の白鳳地震ですが、それよりも古い時代に巨大な津波が日本海沿岸を襲った際にも、何らかのかたちで人々は死者を弔っていたはずで、祠はその際のものとみてもよいです。
何が現実でそうでないのか、ぐらぐらするような不思議な話が書きたかったので(フィンディルさんの企画ですしw)、全ては読んだ方のご想像にお任せします。
ジャンルとしては「ホラー」だったかもしれませんが、読者の頭に真っ先に浮かぶであろうあの災害をホラー扱いにするのは失礼なので無理でした。
北西……そうなんですよね。
北がカバーする範囲が広いので、あえて北を選びませんでしたが、小説ならば、だいたいの作品には北要素があるものですよね。
感想をありがとうございました♡
天使の石棺。への応援コメント
方角企画から参りました。コメント失礼します。
なんとも不思議な物語ですね……。どこか別の世界の物語のようであり、遥か未来の物語のような。一言で表すと『SF昔話』でしょうか。……変なことを言っていたらすみません。
内容は別として、物語として読むのには私には難しくなかったので、方角は北半球のどこかなのではと思います。
また、新規性の東向きというよりは、不思議を思う主人公に焦点が当たっていると思うので、どちらかというと西向きではないかと。
合わせると、北北西辺りでしょうか。私には、興味深く読ませていただきました。
作者からの返信
夜桜くらはさん
ありがとうございます!
方角については、けっこう適当に決めましたw
自分では「感性派」だと想っているのですが、小説として一応の体を成すまでに整えると、出来上がりは北西方面に落ち着きがちです。
読みやすいか否かで決めるのも確かに一つの指標ですね。
自分で決めるのは難しかったのですが、人から云われると、「なるほど」と想えるのもこの方角決めの面白さですよね。
以下わたしのいい加減な解釈です。
東「実験的 新規性」とは、どんな作品なんだろう? と疑問に想っておりましたら、まさに夜桜さんの参加作品がそれっぽいです!
変わり種のような作品を指すのですね。
西「純文学的 昇華」
一人称で少し硬めの文体だとだいたいこれに該当しそうです。
南「抽象的 感性」
詩心のようなものでしょうか。西と被りそうです。
北「大衆的 エンタメ」
読んでいて面白ければ何でもエンタメではないかとわたしは解釈しているので、困った時には北を選んで間違いなさそうな気がします。
丁寧な感想をありがとうございました♡
天使の石棺。への応援コメント
怪しげな卵の方に気を取られていたら他の子供達の方が不思議な存在だったんですね。
関係ないですが大海嘯と言う言葉を最初に覚えたのは子供の頃に風の谷のナウシカの原作漫画を読んだ時だったなとふと思い出しました。
そしてその時は土鬼(ドルク)とかと同じで駿さんの造語だろう勝手に思ってました。
作者からの返信
海猫ほたるさん
関東大震災も南海トラフも富士山の噴火も、「そろそろ来ますよ来ますよ」状態で怖いですよね(*_*;
地震と火事があわさると消防車も通れませんから、本当に怖いです。
東北の、何処だったか忘れましたが、震災の一年後の2012年、一面の草原になっているところを「津波の前は町だったんです」と紹介されていたのが衝撃的でした。地平までの草原にしか見えませんでした。
土鬼(ドルク)は造語なのですね。
海嘯とはもともと川を逆流する波のことだったようですね~。
ナウシカは原作派なんですが、クシャナ殿下の周囲を固めている士官のメンズたちが(クロトワさんではない)、いつもイケメンなので目の保養でした。
天使の石棺。への応援コメント
天使の卵の化石。黒くて幻想的で美しいものから、残酷な死の天使のイメージへの転換が鮮やかで、圧倒されました!
代を重ねて忘れられていく過去。
記憶の地層にはまだまだ恐ろしいものが眠っているだろうけれど、いつか本当に化石となってくれたら良いと思います。
消えた友達や右の耳に残る波の音は、重症の名残でもあるけれど、人生の余韻として持っていていい幻想だと感じました。
作者からの返信
鐘古こよみさん
クロノヒョウさんのお題が「天使の化石」だったのです。
想像力はたらくお題ですよね~。
上限2千文字なのに気が付いたら2500文字くらいになってたので、削りました。
ホラーとか幻想的な作品に、理屈とか納得のいく説明とか求められるのは、それこそ野暮ですよね(笑)
読んだ方それぞれが、適当にイメージを拾い上げてもらえたら。
チェルノブイリ原発事故から38年です。
人々の暮らした街はもう森といっていいほど大自然に呑み込まれようとしています。何世紀も後に、経年劣化で崩れ去った建物の跡からポンペイの遺跡のように、当時の痕跡が見つかるのでしょうね。
天使の石棺。への応援コメント
すごい……濃厚な物語……。
黒い卵に気を取られ過ぎました。まさかの友達!と驚いております。
やられた(すみません、私にとって予想外の展開になってびっくりとこの言葉が出てくるのです……)
素晴らしい作品、ありがとうございます!
作者からの返信
蘇芳さん
こんにちは♡
あれや、これや。
謎のまま、わざとプツンと終わりました……。
クロノヒョウさんの出されたお題「天使の化石」は、アニメ「009 RE:CYBORG」のモチーフになっていたので、最初はそればかりが脳裏にちらつきました。
009 RE:CYBORGはカクヨムの男性陣に観ている人が多くて、それで教えてもらって、つまみ食い的に観たんですが、始祖鳥の化石の頭部が頭蓋骨になってるような天使の化石が出てくるんですよ~。
編集済
天使の石棺。への応援コメント
よっ! 南南東!
って、なんの掛け声だ。
私のは北北西にしたので180度違いますね。背中合わせですね。
他の方の応援コメントを読んで、ははーん、ほほーん、と笑顔になっております。
未知のものに出逢った時、自分の知っている何かで想像するしかないんですよね。
(返信読んでの追記)
そうでもないのかよっ!
作者からの返信
西野さん
西野さんは北北西なのですね。
ほんとだ、正反対ですね☆ミ
方角が分からない迷子さん。
フィンディルさんの提示された方角アウトラインが優秀すぎて、かえって「ど、どれェ?」になってしまいました。
面白い作品ならジャンルが何だろうが、全部「エンタメ」でしょ。
そう考えている上に、どの方角にしても自分で決めるのは……(物書きには含羞大事)
なので方角は適当につけておきました!
こういう時に「真西」「真東」を堂々と名乗れる人にわたしはなりたいかといったらそうでもない。
天使の石棺。への応援コメント
150年前…あれから150年後の未来のお話なのですね
爆弾でほかの子供たちは吹き飛ばされたのかと勘違いしかけましたが
元々存在しない子だったんですね
作者からの返信
@rnariboseさん
『SARF×カクヨム 短編こわ~い話コンテスト』の際にちらっと頭にイメージが浮かんでいたのですが、さすがにまだ題材には出来ず、すぐに脳内消去していたものを、今回引っ張り出してきました。
引っ張り出してきたといっても、いざ書き出したら全然違う話になっていましたが。
タクシーに乗車してきて今はもうない家の番地を告げる幽霊さんなど、色々と怖い話が現地にはあるようです。まとめたものを読んだりもしましたが、まだ「怖い」というよりは、「辛い・哀しい」の方が勝るのか、体験者さんも同情的で、うんうんと幽霊さんを受け止めているのが印象的でした。
なんだか不思議な話だったと想ってもらえたら本望です。
レビューもありがとうございました💕嬉しいです!
天使の石棺。への応援コメント
2000文字以内のお題企画にご参加ありがとうございます🙇
ふわぁ~(*´~`*)
不思議な物語、面白かったです(///ω///)♪
天使がちょっと怖くて、子どもたちは何だったのか、この村にはまだまだたくさんの謎がありそう、といろいろと想像できて楽しかったです(*>∀<*)ノ
とりあえず主人公が無事でよかったです(*´-`)
波の音かぁ
かつて津波にのまれた天使なのかな、とかまた想像しちゃいますね(//∇//)タノシイ♪
作者からの返信
クロノヒョウさん
今回の企画、皆さんのスタートダッシュがすごくないですか??
あっという間に多くの作品が出揃っていて、投稿後確認してびっくりしました。日曜日だったからでしょうか。
あ、違いますね。
きっと誰もが、クロノヒョウさんの企画の再開をいまかいまかとウズウズして待っていたのでしょう。
カクヨムコンとKACを挟んで、本当にお久しぶりですもんね💗
二千文字だと書けることも限られていますから、不思議要素を残したままでえいっと終わりました。
天使の化石といえば、何度かアニメのモチーフになってますね~。
そのイメージを頭から追い出すのが大変でした(笑)
天使の石棺。への応援コメント
方角企画から失礼します。
安定感のある幻想的ホラー……というのが一読しての感想でした。適度な不思議あり、適度に意表を突く要素あり、結末には適度なもやもや感があり……といった感じで、なんといいますか、「安心できない要素が適度に入っている点も含めて安心して読める」という、(ある意味、言語にしてしまうと矛盾するようにも見える)感覚がありました。
なので自分としては、安定したエンタメ=真北感があります。西的な生っぽさや、南や東的な不可解さは、個人的にはあまり感じませんでした。
作者からの返信
五色ひいらぎさん
ありがとうございます✨
昨年もそういえば妙なものを出したのですよねこの企画に。そしてその時も方向音痴で激しくみなさんの意見と自分が考える方角が違っていたのですが、性懲りもなく今年もやらかしております。
それで先日気づいたのですが、北から西にあたる作品を、そこからさらに東西南北に分けるような感覚で方角を考えていたようなのです。
そりゃめちゃくちゃになりますよね💦
なんか去年は「エンタメといえば異世界ファンタジーだよね!」くらいの解釈でやっていた記憶がうっすらと。
真北とのこと、ありがとうございます。
西の解釈もなかなか多岐に渡っているようですね~。
お立ち寄りありがとうございました!(^^)!